上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
アメリカの小学校には、保護者のボランティアというシステムがしっかりと
根付いている。

新年度の初め、”先生と会おう”の日や、クラスでの説明会の際には、必ずボランティア
リストがおいてあって、自分のできるボランティアの欄に名前を書くようになっている。
それ以外にも、年度を通して、随時、ボランティア募集の呼びかけがある。


もちろん強制ではないのだが。


私も、仕事を持たずに家にいるわけだし、と思い、ちょこちょことお手伝いをしている。


これは、”ワークバスケット”という名前のついたボランティア。
2009.9.2 237

”ワークバスケット”やります、と募ったママ達が、クラスママ(クラス役員)から
スケジュールを割り当てられ、自分の担当の週に1回(か2回)、子供の教室に顔を出して、
担任の先生から、やってほしいことを入れたバスケットを渡される。

今回の任務は、「子供たちがデコレーションした リーディングのノートを、デコレーションの
切り貼りしたものが剥がれ落ちないよう、透明テープで全面覆ってほしい」 というもの。

この担任の先生が国語を受け持っている2クラス分なので、約40冊。


(3年生からは、”スイッチ”という仕組みがあり、国語と算数の受け持ちの先生が
別れる。
翼の担任は国語の担当で、隣のクラスの担任は算数の先生。
国語の授業は、自分の担任から受けるが、算数は、隣の教室へ行き、隣の
担任の先生から受ける。そのときに、隣のクラスの子と、教室を交替するので
”スイッチ”。)


これを2日で仕上げなければいけないので、あまりのんびりはしていられない作業量。


夜、黙々と内職をしていると、ダンナが言った。


「なんで、(子供たちが)自分でやらねーんだ。」



・・・・まぁ、言われてみれば、たしかに・・・・


この”ノートのデコレーション”という作業は、学年初めの宿題としてメジャーな
もののようだ。他の学校でも、3年生以上で同じような宿題が出ているらしい。

(翼のクラスで出された課題は、リーディングのノートを、自分の好きな作家、自分の好きな本、
好きなこと、興味あること、をテーマに、
インターネットから画像をプリントアウトするなどして(←親の協力ありき)、切り貼りして
デコレーションするように、 というものだった)


アメリカでは、そこまでは子供たちのやるべき課題で、そこから先は、親(ボランティア)が
やってやるもの・・・らしい。


教室で使う鉛筆だって、親(ボランティア)が全部、削ってやるアメリカ。

(ワークバスケットに、「削ってください」と100本ほどの鉛筆がドーンと入っていることが
あり、ボランティアはそれをひたすら削る)


「あなただって、アメリカの小学校行ってたんでしょ。
そういう感じだったんでしょ。」


と聞けば、


「オレは、自分で鉛筆持って行ってたような気がするけどなぁ・・・。」


ヤツはこの時期のことは殆ど記憶喪失なので、全くアテにならないのだけど、
自分の鉛筆を持参せず、教室にあるものを共有し、ボランティアが削ってやる、という
システムは、もしかしたら全米共通のことではないのだろうか?
それとも、時代によって変わってきたのだろうか?


などと考えながら、また作業をすすめる。
なんとか2日で終わらせ、重いバスケットを気合を入れて教室まで運んで、
無事納入。



校内には、毎日ボランティアのお母さんたちが何人も来ている。

子供たちが昼食を食べるカフェテリアも、毎日ボランティアのママ達が働いている。
(先生は、子供たちを引率してきた後、どこかへ行ってしまう)

子供たちはカフェテリアで自由に立ち歩くことが禁止されているので、

シルバーウェア(フォーク、ナイフ、スプーン、ナプキンのパック)を取り忘れたといっては、
手を挙げてボランティアを呼び、

何かをこぼしちゃったといっては、手を挙げてボランティアを呼び、

ミルクのパックが開けられないといっては、手を挙げてボランティアを呼ぶ。



自分のお母さんが学校に来る、というのは、子供にとってとても嬉しいことらしく、
また、お母さんが何かの役割を果たしているというのは、誇らしいことらしい。


ただし、鉛筆は自分で削って用意し、自分たちで食事をよそって準備をし、こぼしたら
自分達で拭き、学校の掃除も自分達でする、日本の子供はそれだけでアメリカの子供より
エライ。


その上で、もし手伝えることがあるなら、雑務を少しでも引き受けることで、先生方の負担が
軽くなり、子供により余裕をもって向き合えるようになるのなら、日本の学校でも、こんな風に
どんどんボランティアが入っていけばいいと思う。


うちの学校の先生は、自分でコピーもとらないし、廊下の掲示板だって、ボランティアに
指示をだして、実際に飾る作業をするのはお母さんたち。

年に2回、学年の先生たちでミーティングをすることにした、ついてはその時間帯、
誰かクラスの様子をみていてくれないか、と、それすらボランティアを募集するんだから。

つうか、授業時間にミーティング入れるか? ( ̄▽ ̄;) 

”契約範囲以外の仕事はしない。契約時間以外は働かない。”

徹底してます・・・・


ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ
関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://buchacchi.blog77.fc2.com/tb.php/185-1adf6544
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。