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2009.10.24 子育ての日々
ある日の夕方、翼のピアノレッスンへの出発予定時刻まで、あと10分。

急いで夕飯作りのラストスパートをかけていると (往復に結構時間がかかるので、時間を有効活用するため、夕飯をお弁当形式にして、車の中で食べることにしている)、
大地が、

「ゆうびん とりにいきたい~」

家の前の道路沿い、数十メートル離れたところにある集合メイルボックスまで
郵便物を取りに行きたいと言う。

つい最近までは、私が心配になるので、大地一人で外に遊びに行かせることも、
郵便を取りに行くことさえ許していなかったのだが、5歳も後半になり、まぁいいかな、
と、ここ何回か一人でも郵便物を取りに行かせるようになっていた。

(4歳くらいから、外で平気で遊ばせている家もある。この辺りで、誘拐されたとか、
事件は聞いた事ないけれども。)



私も弁当の用意で余裕がなく、翼も黙々と課題のリーディングをしたりしていたので、

「いいよ」

と許可して、行かせた。


1分ほど経ったか、もう帰ってくる頃だな、と玄関の方も見ても、大地の姿が
見えなかったので、やっぱり念のため姿を確かめて安心しておこう、と鍋の火はかけたまま
パタパタっと玄関からちょっと道路の方に出てみる。

ま、どうせ、メールボックスと家の数十メートルの間にいるはずだから。


と、目をやってみると、



いない!!



子供の姿、全くない!!



(Ⅲ゚Д゚Ⅲ)



家の前は真っ直ぐな道。メールボックスのもっと先の方で緩やかにカーブしている。

この視野の範囲以外のところに大地が行くなんて、ありえない!!


一気に不安に襲われ、もう一度大地の自転車を確認してみるが、やっぱり玄関脇には
無くて、乗って行ってるはず。

なに、友達の家に行った?
家とメールボックスの間にある友達の家のガレージを見てみても、大地の自転車は無い。


一体何があった・・・という”???”と、”一人で行かせるんじゃなかったー”、という後悔と、

よく広告に乗っている”私を見かけませんでしたか”という行方不明児の捜索依頼の記事が
チラついて、まさかそんなことに・・・という恐怖と、

いや絶対そうじゃありませんように、という祈りで、頭が爆発しそうになりながら、大地を探す。


道の向こう側の家の庭の芝に、なぜか、若い女性が寝そべって本を読んでいる。
見かけたことのない顔だが、もう誰でもいいので、大地の姿を見かけていないか、と
声をかけてみる。

女性、驚いたように、しかし親身な様子で、

「えっ、見てないけど・・・
お友達の家に行ってるとか、そういうことはない?この辺によく遊ぶお友達は?」


そうか・・・


ヤバいな・・・どうなってんだ・・・


もう、なりふり構ってられないので、その辺りを走り回りながら、大声で呼ぶ。


「大地く~ん!!
 
 大地く~ん!!」


全く反応がない。


配水管掃除会社の車が、ゆっくり通り過ぎる。


さらに不安が募って、焦ってくる。


「大地く~ん!!
 
 大地く~ん!!!」



「大地く~ん!!
 
 大地く~ん!!!」




うわ・・・どうしよ・・・どうしよ・・・
血の気がひく・・・


さっき通り過ぎた配水管掃除会社の車が、またゆっくりと走りながらこちらへ来る。
依頼者の家を探しているようである。


うちの真向かいの家の前で止まって、オジサンが車から降りて来た。


エプロン姿で、道をうろつきまわって、何か叫んでいるアジア人女を見て、
声をかけてきた。


「自転車に乗った子供を探してるのか?」


そう!!そうです!!


「あっちの方で見かけたよ。」


と、メールボックスの方を指差す。


え、なんで!?

相変わらず、見渡す範囲に大地の姿はない。
なんで、メールボックス越えて、家と反対方向に、大地が?


とりあえず、目撃者がいたというのは、一気に心強い。
「ありがとう!!」とお礼を言って、メールボックスの方まで急ぐ。

メールボックスのすぐ近くから、曲がって入る形で歩行者用の小道がある。
公園への近道である。
私はてっきり、この道のことだと思い、”急に公園に行きたくなった!?”と謎ながらも
その道の方を探そうとする。


すると、私の方を気にしてくれていたオジサン、車の側から、
「いや、向こうの方、向こうの方!」と大きな声で指を指しながら言ってくる。


パニックの私の頭では、大地がこの小道を通って公園の方へ向かった?という発想しか
出てこず、小道にばかりこだわって、大地を探し続ける。
メールボックスの先のカーブの向こう側へ大地が行く、という発想が全く出てこない。


オジサン、一生懸命、

「そっち!そっち!」


え、なに?なに? どこ?



と、少しの間、グダグダと続けているうちに、カーブの向こうから、



アンパンマン号に乗った大地登場!!!


 ( ̄∇ ̄)




ハンドルを握りながら、同時に広告の束をもって、一生懸命キコキコと
ペダルを漕いで、こちらに走ってくる!!







すぐに謎が解けた。


うちのメールボックスを開けて、郵便物を取り出し、広告類の束(郵便物と一緒に
ボックスによく入れられている)と共に自転車のカゴに入れたであろう大地くん、
その日は風が強く、ペラペラの広告類が向こうの方に飛ばされてしまった。

あ、拾わなきゃ、とその広告を追いかけて行き、どこまで追いかけたのか、やっと追いついて
拾いあげ、カゴに入れては飛ばされてしまうと、広告をハンドルを持つ手で挟むようにしながらら、
頑張って自転車も運転して戻って来たのだろう。



よ   か  っ   た  ~  ( T T )。o



先ほどの女性に「見つかったわ、ありがとう(^^;)」と声をかけ、あのオジサン、と
見ると、もう仕事のため、お向かいの家に入ってしまっていた。


「ありがとう」と心でつぶやき、”やっぱり一人で行かせるのはやめよう”などと考えながら
家に入ると、

玄関の扉のすぐ内側に、ヌーっと翼がたっていた。


おぉっ。



どんよりした表情のおでこに、青紫のボッコリふくれあがったコブ!!
そのてっぺん、微かに血の滲んだかすり傷。



ど、どうした!!


  「ぶつけた・・・」


どこで!!どうやって!!


嫌そうに答える翼。


  「あっちの机で・・・
   ジャンプして・・・・」



自分の学習机で~!!?? ジャンプゥ~!!??
あの机のどこにどうやったら、そんな特大のコブができるほどぶつかるのか、
まったく想像がつかない。

というか、家の中で、そのコブは、ありえないだろ・・・


様子を見てやろう、と触ろうとすると、不機嫌そうに嫌がるので、余裕もない私、

「自分でアイスパックで冷やしときなっ」

と言い放ち、大急ぎで、調理したものを容器に詰め、荷物を準備して
車に乗り込み、出発。



数百メートル進んで、急に、”あれ、コンロの火、ちゃんと消したかな”と気になった。
消したと思うけど、絶対の確信がなく、こういう予定外のことで慌てているときに限って、うっかり、
ということは、大いに有り得る・・・


自分にガックリしながらUターンして、家に戻り、急いでコンロを確認しに行き(消えてるってば)、
また急いで車に戻って、あらためて出発。
出発予定時刻より大幅にずれ込んでしまった。


ハァ、ハァ・・・


ただでさえ緊張感高まるハイウェイを、動悸激しいまま疾走する。





子育ての日々の、ある一日の、ほんの一部の出来事。



次の出来事に続く・・・。



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