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テキサス州の北西部にあるアマリロという街に立ち寄りました。

郊外は、とにかく何も無い平原、だだっぴろい牧場に牛の群れ、かつてのルート66の
要所であり、ウェスタン・カウボーイ・ファッションの似合う、いかにもテキサスらしい町だけど、
意外に標高が高くて雨も少ないので、夏はめちゃくちゃ暑く、冬はかなり寒くなります。

街には、あちこちに「ステーキ屋さん」「BBQ屋さん」が見られ、畜産の街らしく、
牛を食いまくってんだろうなぁ、と。
(アメリカの牛肉の生産量のおよそ1/4がアマリロで生産されている)

日本人の男性には、“テリーマン”の出身地、というとイメージ沸きやすい?
95万パワー、キン肉マンの親友は、ここアマリロの牧場出身らしいです。
(私には全く分からないのですが)


特にこれといった見所はない中で、唯一、そこそこ有名なスポットになっているのが
「キャデラック・ランチ」。

アマリロの街はずれ、40号線(の側道)沿いの牧場の中に、唐突に、地中に半分埋められた
10台のキャデラックがある。ただそれだけ。
知らなければそのまま通り過ぎてしまうと思う。

travel2009.12 217

何だか分かんないけど、あれに向って走れ~!
travel2009.12 218

大金持ちで芸術好きなスタンレー・マーシュ・3というオジサンが、自分のただ広いだけの牧場に
何かユニークな作品を、と、サンフランシスコのアントファームという芸術集団に依頼して
1974年に作らせたモニュメント。

当時は人気もなく、廃車寸前だったキャデラックを、1台平均$200で買い集め、エジプトのピラミッドを
模した方角の向くように、車の頭から半分を地中に埋め、地上に出た部分にペイントを施した。
アメリカ車の「黄金時代」を表現しているのだという。
travel2009.12 222

すぐに観光客が訪れるようになり(個人の土地だけど、ここだけは立ち入りを黙認されている)、
“ペイントもご自由に” という触れ込みなので、スプレー缶持参でやって来た人達は、好き勝手な
ペイントを重ねていき、部品も土産として盗まれ、こんな状態に。
(これ以上の盗難を防ぐため、ハンドルは車軸に溶接されている)


これまでに何度か、CM撮影や、アントファームの一人が亡くなった際の哀悼を示すために、白一色だとか、
黒一色に塗り替えられたことはあるのだけど、またすぐに観光客によるペイントで塗りつぶされるらしい。
それでも、マーシュさんは 「年々、見栄えがよくなっていると思う」 と。

travel2009.12 221


このマーシュさん、芸術家でもあるけれど、ちょっと“変わった人”としても有名らしい。
この「キャデラック・ランチ」の他に、“偽の道路標識を町の至る所に設置し、巨大な像に見立てる”
という創作物も有名らしいのだけど、その芸術的価値は賛否両論とか。
う~ん、確かによく分からない(^^;)

ちなみに、名前についた“3”は、本来“Ⅲ”(3世)なのだけど、
「自分は常識人だから“Ⅲ”なんて大仰すぎると思い、“3”と名乗っている」 のだとか。

それでも、この何もない牧場を、アマリロでナンバー1&オンリー1の観光スポットにしちゃって、
CM(車のCMのみならず、パソコンやチューインガムまで)、アーチストのPV、そして映画「カーズ」
にもルート66を象徴する存在として全編に渡って登場するくらいにまでなったのだから、
立派なもんです。

travel2009.12 223

ただ、プーンとただよう牛の糞の匂いで、ここは牧場なんだな、と再確認します。
車のすぐ側にも、糞があちこちに落ちているので、踏まないように注意。
それと、“フェンスには落書き禁止”なので、それも注意。
(あれ、テキサス州の所有なの?)
travel2009.12 226

ちなみに場所は、
「アマリロの西、I-40東方向、exit60と62の間、側道沿いの牧場の施錠されていないゲートを入る」
入場料無料、オープン時間「日のある間」、となっております。

この後は、アマリロの名物ステーキ屋さんに行ってみます。


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