上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
以前、ちょっと書いたことのある、日本大好き日本語勉強中のアメリカ人青年。



その後も我が家との交流は続いており、うちに来て、日本語の勉強をし、子供たちと
「ゴセイジャー」などの戦隊ヒーローものをTVで見て、私が作ったお昼ごはんを
食べさせてあげる、ということを定期的にやっている。


これまでに食べさせた料理は、カツ丼、チャーハン、ドライカレー、あんかけ焼きそば、
チキンと野菜のトマト煮、ブルーベリーパンケーキ など。

どれを食べても、「オイシイ デス。」(⌒∇⌒)と言ってくれている。


特に、もともと好きだったというカツ丼は、大絶賛。
どの日本食レストランのよりも、美味しいと言ってくれる。

反対に、「かぼちゃスープ」を作って出したときは、しばらくスープを見つめて固まっていた。
こんなものは食べたことがない、という。

ことあるごとに、「(自分の家族は)典型的なアメリカ人」だと言う青年。

家族は誰も日本食に興味がなく、食べさせてみても美味しいとは思わないそう。

家ではどんな料理を食べてるの?と聞くと、毎日“チキン”、それから、よく食べるのは
“スパゲッティ”。あとはサンドイッチ、ホットドッグ、くらいのものらしい。
そんな環境から、よく日本食の味を美味しいと感じるようになったものだ、と思ってしまうが、
そんな突然変異のような青年なのである。



さて、青年にはいつも我が家に来てもらっているので、子供たちが、今度は青年の
家に行ってみたい、と言い出した。
飼っている犬の話も何度か会話に出てきていたので、動物好きの翼は、その犬にも会いたいらしい。
青年もいいよ、と言ってくれたので、この週末にお邪魔してきた。


ところで、この青年、全くのアメリカ人ながら、日本人と、日本語学習者に対しては
日本名を名乗っている。
日本人の友達が考えてくれた名前だそうで、例えばそれを「谷川くん」としよう。

我が家では、すっかりこの青年のことは「谷川くん」であり、子供たちもすっかり
「谷川くん」に懐いて、仲良くなっている。
「谷川くん」も、子供たちを可愛がってくれていて、自分の所有する歴代の(日本の)戦隊ヒーローものの
DVDをことあるごとに見せてくれようとする。



谷川くんのお家にて、さっそく犬たちと触れ合い、大喜びの翼。
2010.08.29 017

犬には興味あるけど、近寄って来られるとビビッてしまう大地。
自分から積極的に触りはしない。




日本語の勉強。

2010.08.29 030

先生ぶって“日本語の勉強”なんてやってるけど、日本語を教える知識は何もない私。
はっきり言って、テキトー。(なので、もちろん、授業料なんてもらってません)


日本の歌手の歌の歌詞を英訳する、ということを取り入れてみた。

日本の歌も大好きで、You Tubeで見聞きしては、色々な曲を知っている谷川くん。
80年代から90年代の曲も好きだったりして、そのへんの話題は私とドンピシャリ。

日本で、80~90年代のヒット曲のオムニバスアルバムCDを買って、プレゼントしてあげたら、
大喜びだった。


You Tubeで聞いて好きだった、岡村孝子の「夢をあきらめないで」が、このCDにも入っていて、
車の中で毎日聞ける、と嬉しそうなので、じゃ、この曲の歌詞を英訳してみてごらん、と
いうことになった。

よく聞いてみると、タイトルの意味も分かってなかったらしい。

夢=dreamは知っていたが、あきらめないで、を知らなかった。
原形は「あきらめる」だと教えてあげると、辞書でひいて、give up.
 ~ないで、ということは、Don’t give up、あ~、なるほど、という感じだった。


ある機関の日本語教室に通ったり、今学期からコミュニティカレッジの日本語のクラスにも
通うことにした彼だが、私との日本語の勉強を、“本当に楽しい”と言ってくれる。


いつかは日本に留学、日本に住みたいという夢を持っている彼。
応援したくなるというものです。



そういえば、彼に教えていて気がついたのだが、メールなどで日本語を書いてくるとき、
どうも綴りが妙なときがある。

たとえば、「すごいい」という言葉をよく書いてくる。

最初は、「すごくいい」か、「すごい」の書きまちがいかと思ったのだが、何度も続くので
本人に聞いてみると、どうやらそれは、「オタク」の間で使われている表現らしいのである。

よくオンラインで日本人や日本アニメオタク、戦隊ヒーローものオタクと交流をしているらしく、
日本人のオタクなのか、日本語を勉強している外国人のオタクなのかよく分からないが、
その世界で通じる「日本語」があるらしいのである。

なんとまぁ、標準の日本語を覚えるのも大変なのに(というか、もっと覚えなきゃいけないのに)、
オタク用語まで吸収しているとは・・・。

納得はしたものの、

「でもね、オタク用語だと分かってるなら、相手が“オタク用語が分かる人”の場合にだけ、
そういう言葉は使いなさい。一般の人はそんな言葉知らないんだから、ちゃんとした日本語を
使うようにしないとダメよ」

と、言いながら、小姑みたいか、と自分ながら思う。

でも、日本語をこれから極めていきたい、日本語を使って仕事をしたい、と思ってるなら、
そういうことも大事でしょう。ねぇ。



そんな谷川くんに刺激を受けて、子供たちも日本語の勉強を・・・という狙いの方は、
なかなか上手くいかず。
2010.08.29 031

常にふざけモードの大地はもう放っておくとして、翼は私に言われてテーブルに着き、
ちょっと漢字の宿題をやっては、またチョロチョロと犬と遊びにいき、もどって
ちょっと漢字をやっては、また遊び、

「出来た」と持って来たプリントは、殆ど空欄。
漢字が脳内に殆ど定着していないのである。
谷川くんに教えながら、もう一方で、頭を抱え込みたい気分で翼の漢字指導をする。



しかし、この記憶力のアンバランスは一体何なのだろう。

W杯の試合結果とか、
スペインとどこどこの試合で、誰がどんなシュートを決めたとか、
日本戦で○分ごろにゴールが入ったとか、

そんなことは驚くほどマニアックに覚えているのに、漢字は覚えたそばから、ザルのように
きれいに抜けて忘れ去っていくみたい。

また一から覚えなおすから、余計に面倒くさいんでしょう、もっと気合入れて、サッカーに
かける記憶分野の少しでもいいから割いて、記憶にとどめるようにしなさいよ、と小言を
言いたくなる。



谷川くんには、その他、日本の夏のことばの中から、「お盆」「盆踊り」「高校野球」などを解説。

「やきゅう」という発音が難しいらしく、なかなか言えなかった。
「やくう」になったり、「やきょう」になったり。



お勉強タイムのあと、今日は、青年が私たちにご馳走してくれる、と言う。
メニューは焼きそば。

アメリカ人の青年が、キッチンで、日本人に「焼きそば」を作ってくれている。
何て面白い絵なんだろう、と思った。

2010.08.29 035

日本食材店で売っている、3食入りのソース焼きそば。

すでに1食分は消費ずみで、残りの2食分を、4人で食べることになるらしい。
(別の部屋にいるお母さんやお祖母さんはランチどうするの?と聞くと、何か冷凍ものを
食べるのだ、と)

パッケージの指示どおり、鍋を熱して、油を入れて、すぐに麺をいれて、そしてすぐに、
きっちり計った水を投入。

手順に間違いはない。
ないのだが、何だか微妙だ・・・( ̄∇ ̄)


「具は何も入れないのかな?」と聞くと、前回はネギとハムを入れて食べたらしい。
今日はネギが無いのだそうだ。

そのまま作り続けているので、今日は“具なし”なのだろう。

2010.08.29 041



しばらく、麺を炒めて、というか、茹で状態で、その後、粉末ソースを入れ始める。


日本人が作るときは、大抵、キャベツや人参やもやしなどの具を最初に炒めるんだよ、と話すと、
「ハムを入れた方がいい?」と聞く。

いや、ハムだけは・・・いらないかな。


じゃ、と青年は冷蔵庫を開け、これは? と“ベビーキャロット”の入った袋を取り出してみせた。
アメリカ人がよく、生のままカリポリかじるアレである。


う~ん・・・それも違うかな( ̄∇ ̄)
もうソバも殆ど出来上がってるし、今から入れてもどうにもならんし( ̄∇ ̄)



麺と粉末ソースのみの焼きソバが出来上がった。

2010.08.29 043

ありがたくいただいた。

翼は、量的に「これだけ!?」と驚いていたが、「おいしい」と言い、青年が
「ホントウニ? ヨカッタ ネ~」と答えていた。


この後、私と翼がお腹を壊したが、焼きソバとの関連性は不明である。
(大地は大丈夫だった。)



次からはまた、私がご馳走してあげよう。

 
関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://buchacchi.blog77.fc2.com/tb.php/311-033b6563
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。