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日本への一時帰国中に、子供たちの靴を買った。


2010.9.9 030

葬儀に参列するためのフォーマルな靴を探して靴屋を回っていたのだけど、そこで翼が
ある靴を気に入って、「これ欲しい!」と言い出し、それを聞いた大地も「欲しい」と
言い出したので。

アメリカより日本の靴の方が履きやすいし、

(アメリカは殆どが紐靴で、幅も狭めなのか、着脱に時間がかかる、
紐はしょっちゅう解けて結び直さないといけない)

買っておいてやるか、と見てみると、それは“アキレス”の「駿足」だった。



日本で、子供たちに大人気と聞いたことがあったので、


「あぁ、これが駿足か~。速く走れる、ってヤツね。」


と言うと、翼が、


「えっ、そうなの!?」

「あ、トラックのコーナーを回るときに、走りやすい、ってことでね。
真っ直ぐに走るときには、関係ないのよ。
日本では、トラックを走ることが多いけど、アメリカではあまり無いでしょう?」


(「右足の内側」と「左足の外側」に左右非対称のスパイクを配置することで、
コーナーで転びにくく力も入れて走りやすい、という特徴があるらしい)


「でも、補習校のリレーのとき、走るよ。」

「選手に選ばれればネ。」


でも、ま、とりあえず、これがとても気に入ったというので、2人に買ってやって、
アメリカに持ち帰ったわけである。



ある日、ロケーションフリーで録画した日本の番組を見ていると、「駿足」の
CMをやっていた。




「あ、これ、あなたたちが履いてる靴じゃない。」


と見ていると、アニメCMで“駿足”を履いた子が靴の横の飾りの部分を
スイッチのように押すと、そこが光り、いきなり土煙をあげて疾走できるようになる。



私「へぇ~、あんなボタン、付いてた?」

翼「付いてるよ。」

私「押してみた?光って、すごく速く走れるんじゃない?」( ̄ー ̄) 



えぇーっ!? と、目を輝かせる翼。


「ホント~!!??」「ちがうよ~!」「え、ホントかな~」 (゚∀゚) 

疑いと期待が入り混じり。

大地も、ちょっと “どうなんだろう” と思っている表情ではあるものの、
「ウソだよ!」 と冷静なところを見せようとする。


翼、とうとう、「試してみる!」と玄関の方へ。

兄の方が試すんかい( ̄∇ ̄)



「・・・やっぱり、ならないよー!! だまされた~」


(⌒∇⌒)


まだまだ、幼いのう。




しかし、このCM、設定がよく分からないのは置いといても
コーナーよりも直線を走っている方が多いような気がする。


「コーナーで差をつけろ」とは言っているけど、「駿足―!」と声をかけて、
スイッチを押すと、超スピードで走れるなんて、まぁ、スイッチは信じないとしても
(うちの9歳はちょっと信じかけたが( ̄∇ ̄))、この靴さえ履けば、どこでも、
すごく速く走れるような錯覚を持ってしまわないだろうか。


開発の意図には、“子どもたちにとって、「履いて走りたくなるシューズ」
「履くとワクワクするようなシューズ」であって欲しい…” という願いが込められて
いるそうなので、その部分を表現したのかもしれませんが。


そして、周りの子がこれを履いていると、運動会でこの靴を履いていないばかりに
不利な気がして、「僕も欲しい」「うちも買ってやらなきゃ」という気になってしまったり
・・・するのかしら?


「速い子はより速く、遅い子には“夢”を」 かぁ・・・。
でも、全員が履いたら、結局同じだなぁ。



ちなみに、補習校の運動会のリレー選手に選ばれると、確かにトラックを走ることに
なるのですが(各クラス男女2名)、その選手を選ぶ競走が直線走だと、またこの靴の効果は
関係なくなるのでした。



***********
徒競走には苦い思い出しかないので、ついシニカルになってしまいますが、
“運動が苦手で走るの遅い”子供だった自分からすると、日本の運動会という
イベントでの徒競走って、何なんだろうな~、と思う。

全校生徒、その家族、果ては祖父母まで集まる大イベントで、大観衆の注目に
さらされながら、走らなきゃいけないなんて。

誰が運動が出来て、誰があまり出来ないのか、ご近所中に一目瞭然。

得意・不得意は、皆、それぞれあるのだから、別にそれはそれでいいけど、ならば、
運動が苦手で、それ以外に優れた分野がある子ども、勉強が得意な子、音楽が得意な子、
絵が得意な子etc・・・も、これくらいの規模で、活躍や才能を披露できて、喝采される
機会を設けてあげてよ、と思っちゃう。

でも、仮に、そういう機会があったとして、それらの分野の苦手な子、
あまり出来ない子を、全校生徒、ご近所中の大観衆にさらすことがあるだろうか?
いや、それは無いでしょう。

“足の速さ・遅さ”のみ、なぜこんなに大々的に公表されることが当たり前になって
いるの? とは、皆あまり思わないのかな。




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