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以前書いた小学校のライティングについての続きです。

“Snapshot” や “Explode the Moment” など文章での表現の仕方についての
テクニックを教わっていた翼ですが、他にも、文章の構成を考える上での
テクニックを教わっていたようです。


たとえば、こんな課題が与えられたら、

 「あなたが驚いたときのことについて書きなさい。」
2011.2.10 006

書く内容を決定する<絞り込む)にあたって、まず思いつくことをリストアップ
していくようです。

2011.2.10 007

左側の行の一番上に “suprises”(←綴り、rが抜けてますが) と書いてあり、

“驚いた出来事”=
バースデーパーティー、ホリデー、レポートカード、ベンチマーク(テスト)、雪の日”


その中から、レポートカードについて書くことにしたのでしょう。

次の行では、レポートカードに何について書こうか、と考え、
リーディング(という科目)について書くことにしたようです。

で、次の行、リーディングがどうだったのかというと、“good” だった、と。



こういう“題材”のことを “seed(種)“ と呼んでいて、「seedを集める、選択する」
練習も、普段のライティングの授業でやっているようです。



次に、書いてある矢印は時間の流れです。

中心に、そのseed(種)の瞬間があり、

ではその少し前、一分前や、数分前は、どうだったのか、どんなことがあったのか、

反対に、その出来事の後は、どうだったのか、どうなったのか、

を思い出して書き込むようです。




それらを元に、文章にとりかかります。

これまでに教わった要素を盛り込みながら。


2011.2.10 008


ここでもテクニックが。
なんと色鉛筆を使うのだそうです。

一文書くごとになのか、ある程度文章を書き進めた後になのかは分かりませんが、
文章ごとに線を引いて色分けさせています。

おそらく、Snapshotは赤、とか、Thoughtshotは緑、などと決められているのでしょう。

色分けして視覚化することで、これまでに教わったいくつかの要素がちゃんと
盛り込めているかを確認しながら書かせるためなのでしょう。


すごい・・・。論理的。

こんな作文指導方法があるのか・・・。
目からウロコ的な気分でした。

もしかしたら、こうしたマニュアル的な教え方に対する批判というのもあるのかも
しれませんが、理系頭の翼には、とにかく “書けるようになる” とっかかりを掴むためにも、
このような教わりかたの方が断然向いていると思います。

少なくとも、「心に強く残ったことを書きなさい」「ちゃんと詳しく書きなさい」 と
抽象的なことを言われるだけよりは・・・

(←私もそんな指導しか出来ていませんでした。)



汚い下書きですが、先生がアドバイスをくれたのでしょう、それを元にさらに下書き。

2011.2.10 009


具体性に欠けたり、意図が不明なところがあり、さらに、先生からの指導が入っています。


“なぜそれがそんなに大切なの?”
“あなたのメッセージは何?”
“何を言おうとしてるの?”

結論となる文章も先生が書き直してくれています。



そこまでやってから、ようやく清書。

2011.2.10 005

これを提出したようですが、返ってきたものには、また添削が入っていました。

結論も、先生が書いてくれた一文だけを、そのまま書いた翼でしたが、「短すぎます」 と。
もうちょっと自分でも考えなきゃいけなかったね、翼。(^^;)



結果、85点。

この結果だけ見たときは、「お~、すごいじゃん!!」(以前と比べて) と驚いて
大いに褒めたのですが、実は途中で先生の指導が入って入って、の成績でした。

ま、それでも、やっぱり以前と比べたら、成長してるかな。

これが、自分一人の力で、ここまで書けるようになるといいんだけどねー。



そして、今回の例に使ったこの課題、実は、TAKSライティング のための
模擬試験でした。

TAKS(タックス)という、テキサス州独自の統一のテストがあり、小学3年生以上が
毎年春に受けるのですが、小学4年生は、算数とライティングを受けることになって
います。

(学年ごとに受ける科目は決められている。3年生は算数とリーディング、
5年生は算数とリーディングと理科 というように。)



実は、この1年間のライティングの指導も、このライティングのテストに向けての
対策だったのかも、とも思います。
いや、キンダーに入って以降ずっと、この4年生でのテストに向かって、
ライティングの指導が続けられていたのではないか、
今振り返ってみると、そんな気さえします。



結局、テスト対策のための指導なのか、

いや、子ども達に身につけてほしいライティング力というのがあって、
それをテストで調べる、のか。

卵が先が、ニワトリが先なのか、とちょっと思ったりもしましたが、とにかく、
こんな感じでライティングを日々学んでいるアメリカの小学生の一例でした。


次は、そのTAKSについて書こうと思います。

模擬試験では先生がこんなにもアドバイスしてくれますが、本番ではもちろん
それはありません。

4年生では、点数が悪ければ落第、ということは無いけれど・・・


さぁ、翼、自力でどこまで頑張れたでしょうか(´-`) 



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