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去年の秋のことになりますが、ライティングの宿題をしている翼。

2010.10.31 008


ライティングの宿題が出されることは殆どないのですが、この宿題には少々驚きました。

「ブログを書く」 という宿題だったのです。


と言っても、学校教育用に作られたブログサイトらしく、先生の名前のもと、
クラスのページが設定されており、パスワードを入力するとログインできる仕組み。

その中に、さらに、生徒一人一人ようのページが設けられていて、そこに各自、
家で文章を入力するように、という訳です。
他の生徒のページを覗いたり、そこにコメントを入れたりすることもできます。


書く内容も決まっていました。

“ジェットコースターの写真を見て、スナップショットを書く”

2010.10.31 009


そういえば、翼が4年生になって少しすると、やたら、「スナップショット がどうのこうの・・・」
と言っていました。「今日、スナップショット やった」 とか・・・。


スナップショットって写真の?
スナップショットを撮るような作文を書くってこと???

と不思議に思っていたのですが、この課題についての先生からの説明や、
翼のノートなどを見ると、どうも、


“五感を使った表現” と、“接続詞 as ” を使った文章を書くことが求められているらしい、
ことがとりあえず分かりました。



目先の変わった課題で翼も楽しげに、すぐに取り組み始めて、さっさと最低文章量の
3文 (^^;) を書き上げ、宿題を終わらせていました。



今の時代だからか、アメリカだからなのか分かりませんが、またまた自分の小学生時代とは
全く違う勉強方法に、へぇ~・・・と感心してしまったのでした。



*****************************

さて、この “Snapshot(スナップショット)” という作文の一技法(?)について、
最近ちゃんとしたことが分かったので、ご紹介しておきます。
どうやら、全国(アメリカ)的に、”スナップショット“ で通じるライティング用語らしいです。


定義は、

・スナップショットとは能動態で書かれ、設定や、キャラクターや、状況を説明するものである。

・生徒は、自分の周りで起こっていることをより分かりやすく説明するため、
 五感を使わなければならない。
 (見えたこと、聞こえたこと、肌が感じたこと、などを表現する)
 
・スナップショットは、読み手の頭の中に絵を描くものである。

・スナップショットは、ストーリー全体を通して使われる。



例えば、こんな文章がスナップショットと言われるものです。


The sea green color painted the sky as the wind twirled the stray leaves.

(風が落ち葉を舞い上げ、海緑色が空を塗った)

as の訳は、文脈によって色々あると思いますし、海緑色~の部分も不自然ですが、
“能動態”で書くようにと決められた文章なので、とりあえずこれで。



Sweat trickled down my neck as my face burned.

(顔が焼け、汗が私の首をしたたり落ちた)

これは翼の同じクラスの子の作文から。




これまで、4年間、こちらの小学校で翼がライティングの授業を受けてきて感じることは、
小さいうち(kindergarten、1年生)のうちは、細かいことは気にせずとにかく自由に書かせる、
綴りがめちゃくちゃでも、いちいち指摘しないで、あの手この手で書かせる、
書いたら褒める。



2年生以降、徐々に徐々に、指導が細かくなっていくのですが、全体的な印象として、
なんというか、システマチック。

日本の学校でどういう作文指導がなされているのか知らないのですが、少なくとも、
私の受けた教育と比べて、そう感じます。


例えば、「詩」を書くことを習うとすると、

どのように書くべきか
(オリジナルであること、読みやすくわかりやすいことetc)、

何を盛り込むべきか
(音楽や韻が含まれていること、大きく強い感情が捉えた小さな対象や瞬間であることetc)、

など、守るべき項目が6個あり、それを満たすことを目標にして、詩を作っていく、とか。

それに対する評価も、6項目のうち、この項目はよく守れているから4点(最高)だけど、
この項目はあまり盛り込まれていなかったから2点、そのポイントを合計していって、
結果評点は80%、とか。


自分の小学校時代を思い返してみて、作文の指導って、どんな風に受けたっけ?
なんか作文の授業はたまにあったような気がしますが、具体的に技法などを
指導してもらったっけ?(作文用紙の書き方のルール以外に)
そんな記憶がないのです。


そして、夏休みにはいきなり、読書感想文を1200字近く書け、と言われ、頭を抱える、
という・・・


**************************

さて、ライティング(作文)はどうも苦手で、非常に苦労して、
しょちゅう涙を流したり、ときには荒れ狂ったりしていた翼ですが、嬉しいことに、
去年からライティング力が徐々に徐々に伸びてきて。


もっと正確に言うと、現地校でのライティングは、去年の前半(3rdの終わりあたり)から、
じわじわと。


ライティングの課題に対する成績レポート、
項目ごとのポイントは殆ど1点か2点のところに○がついていたのですが、

それが徐々に2点が多くなり、3点の項目も見られるようになり、

徐々に3点が多くなり、4点の項目も見られるようになり・・・

伸びているのが目に見えて分かってきたのです。


日本語での作文は、去年の後半あたりから、割と急な感じで。

補習校の担任の先生もその点同感で、「書けるようになってきましたね~」と言われました。



英語での文章力が伸びれば、日本語の文章力も伸びる、またその逆もしかり。


を実感して、本当にそうなんだな~、面白いな~、と思ったのでした。



伸びた、と言っても、あくまでも以前の本人との比較で、

これまで、皆が乗っている走っているバスに乗ろうとして、必死で走って追いかけて
追いかけてなんとか手すりの棒に掴まって着いていっていたのが、

やっとバスに乗り込めた、まだ座席には座れてないけど・・・って感じ?



とにかく、親としては、ホッとして嬉しく思っているのですが、これはこちらの小学校で、
具体的な指導方法によるライティングの授業を毎日毎日受けていたお陰なのか、

それとも、そうでなくても時期が来て成長すれば自然に書けるようになっていたのか、とか、

日本の小学校に通っていたら、どうだったんだろう、などなど・・・。


私としては、現地校での具体的で根気強いライティング指導のお陰によるところが
大きいような気がしています。

そして、もちろん翼も頑張ったよね。



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