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2011.6.24 063

事は2009年の12月に遡る。



サンタフェへのスキー旅行の行き帰りの長いドライブの道中、カーステレオと繋いで
聞いていたipodの中に、映画「天空の城ラピュタ」のテーマソング、「君をのせて」が入っていて、
何度か車中でかかっていた。


何度か聴くうちに、大地はこの曲が非常に気に入ったらしい。


いや、もともと、この数ヶ月前に “ラピュタ” を見て、この曲が好き、とは
言っていたように思う。


それが、この旅行で何回も聴いたことがきっかけで “大好き!!” になったらしい。


しょっちゅう、「あの ち~へいせ~ん~」 と口ずさんだり、バイオリンで曲を再現しようと
たりするようになった。

(「あのち」 までだけど、一発で再現できたので、思わず驚いてダンナと顔を見合わせた。
ただしワンフレーズから先は、何度やっても音が再現できなかった)



その熱はなかなか冷めず、2ヶ月ほど経つと、「バイオリンで”ラピュタ“ひきた~い」
とすら言うようになった。


ふむ。もしかしたら、いいかも。


それほど難しいメロディーではないし、調も Bマイナー(ロ短調)にすれば、
殆ど、大地が慣れているAメジャー(イ長調)の指のパターンでいける。



S先生に話してみることにした。

テキスト以外の曲、先生が用意した曲以外の、こういう映画音楽の曲とか
レッスンで取り入れてもらうのはアリなのか?と、ちょっと不安に思いながら。



「実は、大地がすごく弾きたいと言っている曲があるんです。
日本のとても有名な素晴しいアニメ映画の曲なんですが。」




先生、興味を持ってくれて、「あら、どんな曲かしら?」



「動画でお聞かせしてもいいですか?」



先生のパソコンを使って、Youtubeにある 「君をのせて」 の動画を再生。
聞き入る先生。



「ん~・・・そうね・・・出来なくはなさそうね。」



( ゚∀゚ )

「この調だと、大地には難しいと思うんですけど、Bマイナーに変えれば、
出来るんじゃないかと思うんです。」



「そうね・・・うん、ちょっと考えてみましょう。」



よかったね (⌒∇⌒) と大地を見る私。
大地はいつも通り、わざと感情を抑えて、すこし微笑んでいただろうか。



  ・・・ということがあったのが、もう1年以上前。



「考えてみる」 ということだったのだけど、その後、先生から 
「“君をのせて(Castle in the sky)” をやりましょう」 とはずっと
言われることがなかった。(^^;)



忘れたのかな?
やっぱり大地に弾かせることは無理、あるいは、弾かせない方がいい、
という判断なのかな?



それでも大地は、この曲への思いは変わらず、バイオリンで弾いてみたいという思いも
益々強くなるようなので、私が家で音を教えて、弾かせてあげようか、とも思い、
一度先生に聞いてみた。



「あの大地が弾きたがっているCastle in the skyの曲・・・私が楽譜を作って、
音を教えて大地に弾かせてやろうかと思うんですけど、そういうことをしてもいいでしょうか?」



この時点では、まだ“楽譜を見ながら弾く” ということはレッスンで殆ど
取り入れていなかった。



先生、う~ん・・・と唸って、

「まぁ、そうしたからと言って、“世界の終わり” という訳ではないけどね。。。」

どうしてもやりたければ、絶対にダメ、という訳ではないわよ、というニュアンス。



どうしようかなぁ、と思い、結局、私が100%やる気にもならなかったので、
この案も実行されないまま。

大地の野望は、1年半近くもお預けのままだった。




が。

先月のレッスンにて。先生が、



「大地、あの曲やってみる? あの、何ていう曲だったかしら、ほら、
山があって・・・・」



この時点では、もう ”ラピュタをレッスンでやる“ という考えは、かなり
遠い過去のことになっていた私の頭。


山・・・?
先生は何を言ってるんだろう? とピンと来ない。




「ほら、山があって、海があって・・・映画の音楽で・・・」


・・・・もしかして、



「Castle in the sky ですか!?」


「そう!」


(゚∀゚)
先生、覚えててくれたんだ~!



しかし、山の映画・・・(^m^)
先生に見せた動画の中にあった映画の場面、緑が多くて、“山”という
イメージで残っていたんだろうな。
(先生は映画本編は見たことがない)



「やりたい?」

顔を輝がやかせて頷く大地。


「じゃ、来週から始めようか。先生、楽譜を作っておくわね。」



こうして、長年の念願かない、“ラピュタ”(君をのせて) を弾けることになった大地。
これはアメリカでのバイオリンレッスンの良い締めくくりにもなりそう♪




翌週、先生が “とりあえず作ってみた” という楽譜をもらった。


大地はまだパッと楽譜を読めないので、家で私が弾いてみて、音を聞き取らせての練習。



ところが、一箇所、大地が 「ちがう!」 と強く言うところがある。



確かに、大地がずっと聴いてきた “映画のエンディングで流れる 君をのせて”
のメロディーと、少し違うところがある。

メロディーが装飾されている、というか、多分、先生に紹介した2つの動画のうちの、
オーケストラバージョンの方から、先生は楽譜を作ったのだろう。


大地さん的には、それが絶対に許せないらしい。
こんなちょっとした違いも分かるし、音楽的なこだわりがちゃんとあるんだな。


「じゃ、次のレッスンのときに、先生に、“この部分はいやだ” と言おうよ(^^)」


と提案すると、大地は鉛筆を持ち、楽譜の気に入らない部分をしっかり囲んで
(場所は私に確認して)、 NO! と書き込みをしたのでした。




続く。
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