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唐突ですが、昨年8月まで私たちが住んでいた家。

Picture 210


その後、もう誰か新しい人が入ったのかな~、とふと思い、不動産のサイトなどを
見てみたら、まだ買い手も借り手も決まっていない模様。

各サイトに、その家の内部の写真が何枚も載っていて、懐かしかったり、
嬉しかったり。

そういえば、荷物を運び出した後の部屋の様子なんて、写真に撮らなかった。
へ~、写真で見るとこんな感じか、と新鮮。
記念に取っとこう、とそこから写真をダウンロードして保存したり(笑)


・・・とネットサーフィンしていたら、面白いものを見つけた。

その家のビデオコマーシャル!

BGMに乗せて、家の写真や数字のデータやイラストが次々と流れ、
小気味よい男性の声のナレーションで、「広さは○○sqf以上!」とか。

多分、フォーマットがあって、写真と、いくつかのパターンのナレーションを
組み込んでいけば、すぐに仕上がるビデオで、どの物件用にも作られているもの
なのでしょうが、思わずダンナにもすぐに知らせて、一緒に見ながら盛り上がりました。


そんなアメリカでの我が家での最後の日は、8月の終わりの暑い盛りの日。

前日までに荷物は運び出し、ガランとした家で、午前中は最後の掃除に精を出し、
正午に担当の不動産屋、エルビスが来て、鍵を引き渡すことになっていました。


写真を撮ってみたり・・・

Picture 219

Picture 247


大地はガレージの扉の開閉のスイッチ、上の方のスイッチを押せるようになったから
見て!とか。

何度もジャンプして、何回か目でようやく指が触れて、かろうじてスイッチを
押せる。

Picture 213

Picture 215

満足気な大地。

(頭にいつもタオルを巻いているのは、イナズマイレブンのキャラクターの
真似らしい。巻いているタオルは、西武ライオンズのタオル←知り合いにもらった。
サッカーなのに、野球・・・)


が・・・

12時を過ぎても、姿を現さないエルビス。
どうしたのだろう?と思い、電話してみるも、繋がらない。
何もない部屋で、窓から外を見ながら、じっと待ち続ける。

どういうこと・・・?
また、トラブル?
最後の最後まで、何事もなくは行かせてくれないんだなぁ。


30分、1時間、1時間半・・・来ない・・・
お腹もすいたよ~

退屈すぎる子供たち、たまたまダンナがノートパソコンを持っていたので
それで動画などを見せてもらって、時間を潰した。



一体、何なんだろうね?
敷金もってトンズラじゃね!?
えーっ、この5年近く、それを狙ってたってこと!?
その割には、数千ドルでは割が合わないのでは・・・


この約5年間のエルビス(ナイジェリア出身)との思い出が蘇る。


バックヤードへのドア、私が来た時から下の方が少し削れて隙間が開いていたのだけど、
「どうして?」とダンナに聞くと、
この家を最初に見に来たとき、ドアが少し歪んでない?と指摘すると、エルビスが、
「直す」と言って、そこをガンガン叩きだして、余計に壊れて(?)隙間が空いたのだ、

とか・・・

洗濯機が置いてある小さな部屋の鍵、何かの拍子で中からかかったまま
ドアを締めてしまって開かなくなって、その鍵ももらってないので
洗濯が出来なくて困ってしまったとき、

エルビスに電話したら、
「明日、人を連れて(開けに)行くから」 とのことだったんだけど、
その日の夜、「開けられるかもしれない」と、わざわざ家に来てくれたエルビス。

何をするのかと思いきや、財布からRandalls カード(いわゆるキャッシュカードのような
形態のポイントカード)を取り出し、それをドアとドア枠の隙間に差し込み、力をグッと入れて、

パキッ!

カード、真っ二つ。

「やっぱり、ダメか・・・。」

( ゚д゚ ) そりゃダメだろ・・・

すごすご帰っていくエルビスを呆気にとられたまま見送った夜のこと。



我が家に定期的に芝生刈りの業者に来てもらうよう、契約に含めてエルビスに
手配してもらっていた。
しばらくは、ちゃんと業者が来ていたが、あるときから間隔が開きがちになる。
エルビスから業者に言ってもらうと、またちゃんと来るようになる。
しばらくすると、また来なくなる→エルビスから言ってもらう、というのを
何度か繰りかえしていた。

ある日、昼間に我が家を訪ねてきたエルビス。何かと思って出てみると、

「今度業者が来たら、電話番号聞いといてくれる?」

・・・は?
あなた、これまで何度も業者と連絡取ってたんじゃないの?

「番号、分かんないの?」

「なくしちゃった」

「いいけど・・・私が在宅中に彼らが来れば聞いとくけど、不在中に来たら
聞けないよ・・・業者の社名も分からないの?インターネットとかでは調べられないの?」

「あぁ・・・そうだね・・・」

「・・・・・。」


とか。


おバカなところはあったけど、悪い奴ではなさそうだったのになぁ。
敷金、持ち逃げかぁ~。



と犯罪者扱いされかかったエルビス、約束の時間から2時間ほど遅れてようやく
登場。


「ごめんごめん、前の仕事が長引いてー」

(--)

まぁ、いいや。来てくれたから。
このアメリカ生活で、私たちも随分寛容になった。(諦め?悟り?)


最終の手続きと鍵の引き渡しもサクッとあっけなく済んで、
様々な思い出の詰まったアメリカの我が家と本当に最後の最後のお別れをしたのでした。

すごく切なく、心引き裂かれるような気持ちもある反面、ただ、ぶっちゃけ別の側面から言うと、
この家を離れてせいせいしている部分もあり。


だって・・・実は、家の中に侵入してくるアリ、それもファイヤーアントという、攻撃的で
やっかいなアリに夏になるたびに悩まされ、格闘していて、いい加減、”もういや!”という
気分にもなっていたから・・・


いたるところの壁と床の境目、庭に面していなくても、家の中央部分からも、
台所の作り付けの棚の壁からも離れているところから、え~こんなところから
どうして!?と思うようなところから、這い出てくるアリ。

駆除スプレーをその部分に吹き付けると、そこからは来なくなるんだけど、
今度はまた違うところから出てくる。

足を噛まれて、足全体が靴が履けなくなるほど腫れあがり、病院に行ったことも
あります。
この家、一体どうなってるの、家の構造体を全部透明にしたら、
きっと、いたるところにアリが這い回ってるに違いない・・・


そんなことは、もちろん”我が家のCM”には出てないけどね☆
にっくきファイヤーアント、さようなら☆


そして今住んでいるコンドの部屋にも、アリが沢山入ってきています。

でも、あれに比べたら、な~んてことはない。
小さい小さいし、咬みやしないし! (⌒∇⌒)


家といえば、翼はこちらで転入して、最初の頃のクラスでの自己紹介で、
「アメリカでは広い家に住んでいた」とか言ったらしく。

(「広かったの?」と誰かに聞かれて、「うん」と言ったのかもしれませんが)

そしたら、「写真見せて~!」と皆から言われたそうで、写真持っていきたい、と
私に言ってきたのですが、そういえば、家の中をちゃんと撮った写真て・・・
ないかも・・・

いつか誰かに、この家の広さを紹介しよう、とかいう観点で写真を撮ってたことないから、
子供たちが何かしてるところ、とかそんな写真ばかり。

学校へ写真をもっていくことは、なんとなく、うやむやにしてしまいました。


けど、暮らしやすさでいったら、今の住居の方が実は暮らしやすいです。
広さは半分以下になりましたけど。
でも家賃はこちらの方が高いんだな・・・

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