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これまで更新をサボっていた間にあったこと、やっていたこと、の中に、
“翼の英語問題” というのがあった。
正確には、「翼の通っている学校における英語問題」。

あまり詳細は書けないが、編入して少ししてから、持ち上がってきた問題。
翼の、学校での英語の授業に対する不満。
翼が納得できないことが、色々と持ち上がってくるのだった。

内容もいくつか種類があって、一括りにはできないのだけど、例えば、

・先生の授業のやり方におかしな所がある。
・先生が生徒に対して、ひどい言動をすることがある。
・先生の教える内容に納得できないところがある。

(対象となる先生は複数いて、一人の先生にこれらが全て当てはまる訳ではない)

翼は、正義感が強かったり、人の理不尽な言動が許せないところがある。
それは、私が“人のふり見て我がふり直せ”で、人に迷惑をかけていたり、
良くない言動をしている人を見かけると、「ああいうことは、よくないよね~」 と
よく言って育ててきたからかもしれない。
それは翼のいい面だと思っているのだけど、ときに、他人のそういう面に
過剰に反応してしまうこともある。

が、翼が訴えてくる “先生の納得できない言動” や “納得できない授業のやり方” を
聞くと、確かにそれは私も “納得できない” ものだった。

翼は、せっかく好きで喜んでいた英語の授業が一気に嫌いになり、
下のレベルのクラスに行きたい、とまで訴えるようになった。
せっかく得意な英語が、新しい環境での心の拠り所にもなっていたようだったのに、
と、ガックリした。

こちらとしても悩んだけれど、翼のレベルで下のクラスに行くことは、やっぱり
不利益の方が大きいと考え、私も、“納得できない”ことを改善してもらうように、
先生に訴えたり、他の英語担当の先生に相談したり、何度かやりとりをして、
ようやく最近 “おかしな授業のやり方” は改善されたよう。

ここまでくるのにも、なぜか時間がかかったし、問題の言動については、なかなか・・・。
今も、たま~に翼が憤慨して私に報告してくることがあるけど、これはもう、
そういうキャラクターの先生なので、どうしようもないのだろう、と思い、
翼にも、「いちいち気にするな。憤慨するな。そういう人だから、しょうがないよ。」 と
言うようになっている。
翼は、一応、“うん、うん” と頷いている。

(翼は、自分自身に対する言動でなく、他の子に対しての言動でも、
“あれは、ひどい!”と許せなくて憤慨する)

常にそういう言動がある訳ではなく、たま~に発生するようだ。
他の子はそうは感じないのか、感じても翼のように親には言わないのか、
他のお母さんたちから、そのような話を聞くことはない。
「厳しくて怖い先生」 という評判はよく聞くが。

「厳しくて怖い」のは、構わないんだけど。
なぜ、あのような、時に子供を傷つけるような言動をするんだろう・・・
なぜ、誰もそれを気づいたり、注意したりしないんだろう・・・

その先生は、もう長年、そのレベルのクラスを受け持っているらしい。
その言動を子供以外の第3者が見聞きすることもなく、いわば密室の世界で
不動の地位である。
参観日はあるし、希望すれば授業の参観も出来るが、親が参観で来ているときに、
わざわざ“ひどい言動”をするような先生でも、なさそうである。

そして、「教えられる内容に納得できない」点。
これはまた別の先生だ。
この先生の教えることがどうしても理解できず、翼は授業中に
泣いてしまったらしい。
(担任の先生からの電話で知った)
翼がまだ 「すぐ泣いてしまう」 という情けない面を持ってはいるものの、
その授業のノートを見て、“あ~、これは確かに翼には分かりにくい” と思った。
それまで、そんな授業を受けていることも知らなかった。
合っているのに“間違い”とされたり、英文と日本語訳にちょっと矛盾があったり、
“あ~、こりゃ翼の頭が混乱したとしても無理はないかも” というところもあった。

直観でそうは感じたものの、じゃぁ、何がおかしいのか、どう教えればいいのか、
などと考え始めると、それはよく分からなかったので、ネットで調べたりした。
かなり時間を使って調べた。

私は英語は好きで、自分で勉強はしてきた方だけど、英語の教員免許を
持ったり、英語教育について勉強したことがある訳ではない。
ちゃんとした英語の先生がこう教えるからには、何か私の知らない根拠があるのでは、
とも思ってしまうし、合っているかもしれないのに意見を言ったら、
うるさいモンペと認識されちゃうかも・・・という不安もあるし。
(が、調べても結局、納得できないままだった)

その他にも、おかしいと思う点はいくつか出てきて、何度も先生とやりとりしたり、
お話したり。
もしかしたら、「翼がアメリカで生活していて英語のレベルが高いから、
“おかしい” とか “納得できない” と思うんじゃないの?」 と
思われるかもしれないが、そういうレベルの話ではない。
(ただし、英文法について、日本語で文法用語を使って教えられる場合に
翼が理解しにくいのは、そういう点が影響していることは考えられる)


授業も見学してみた。
驚いた。

その日、3問の和文英訳を子供たちにやらせていたが、その3問とも、
微妙におかしな英語を答えとして教えている・・・
絶対間違い、とか、通じない、とう訳ではないんだけど、どれも“微妙な”部分がある。

そして、問題なのは、より良いと思われる表現の方を、紹介もしなかったり、
「それは×です」 と切り捨ててしまうこと。

意を決して、自分の意見を言ってみたが、受け入れられなかった。
意見を交わす中で、私と(翼と)、先生が噛み合わないのは、こういう
理由があるらしいことが分かった。

・先生の知っている英語と、私たちが知っている英語が、どうも
 種類が違う部分があるらしい(?)

・先生は “日本の中学英語” の世界から来ており、その世界では、
 実際にネイティブの人が一般的に使用しているであろう表現よりも
 時に優先すべき “中学英語” というものがあるらしい。

(これから日本の中学へ進むかもしれない子供たちのために、
 その世界の英語を教えてくださっているのだそうだ)


マジか!(ショック)

いや、自分が中学の頃の先生だって、そんなにレベルは高くなかったですよ。
ダンナだって、中学では相当、憤慨ものの経験をしてきたらしいですよ。

でも、それから数十年もたって、今やグローバル、グローバル
英語の情報だって手に入りやすくなった今、先生のレベルだって
上がっているんだろう(より実際的な英語に近づいているんだろう)、と
勝手に思っていたのだ。
しかも、海外の、クラスもレベル別に沢山あって、週に何時間も
英語の授業がある、英語に力を入れている学校に
わざわざ派遣されてくるくらいなので・・・



A という表現の方が実際には一般的に使われているのを知りながら、
中学英語では B と教えるべきとされているから、A という表現は×にします、
とか、
もう、その発想が理解できない。

というか、それを受け入れられる思考回路が分からない。

中学英語界のボスでもいて、その世界のルールに反したことがばれると、
何かひどい仕打ちでも受けるのだろうか?

それとも、その先にある高校入試が、その”英語”に則っているから、
それに沿って勉強しておくべき、ということなのだろうか?

ここには見えない大きな壁があって、話は通じないと悟ったので、
もう私は今後一切、学校へ何かを言うことはやめることにして、翼に話した。

「今日の授業で、こんなことを先生教えてたよね。これって、
ママはおかしいと思ったんだけど、先生にはいくら言っても通じなかったんだ。。。」

  「やっぱり、おかしいと思ったー!」 と翼。

そばにいた大地すら、その文章を見て 

  「なんか へんだと 思ったー!」

「これまでも何度もおかしいと思うことはあって、ママは言ってきたよね。
でも今日分かったんだ。
残念ながら、○○先生の教える英語と、ママが教えてほしいと思う英語は
違ってるみたい。
だから、これから翼が授業でおかしいと思うことがあったら、ママが
合ってるかどうか判断してあげる。
ノートもママがチェックして、おかしいところがないか見てあげる。
だからもう、授業でおかしいと思うところがあっても、いちいちカリカリしないで。
おかしいな、なぜこれで間違いなのかな、と思うことがあったら、一度だけ
先生に質問してみて。
それで納得できなくても、“分かりました”と言っておいて。
後でママに聞いて。ママが翼に英語を教えてあげる。」

うん、と頷く翼。

他の子供たちは、そのような英語を教えられて覚えていくんだ、と思うとちょっと
胸が痛むが、もう疲れた。自分の子供だけで精一杯。

ただし、

「だからと言って、先生をバカにするような態度をとってはいけないよ。
先生は先生なんだからね。
ちゃんと英語を教えるための勉強をして、ちゃんと先生になるための試験に受かって、
資格を持ってるのは先生なんだから。
先生には敬意は示さなくてはいけないよ。
ママは英語の先生の資格は持ってないんだから。」

えー!?ママ、先生の資格持ってないの!?  と
目を丸くして驚いてくれる翼。

(ありがたいことに、なんか、すごく親の能力があると思ってくれている
子供たちです(^^;) 今のうちだけでしょうが)

そんな訳で、また私の仕事が増えた。
配られたプリントの内容をチェックして、おかしいと思う部分は、
調べて、直して、翼に教えて、授業の内容を翼から聞いて、ノートを見て、
おかしな点がないかをチェックする。

翼はもうカリカリして不満をぶつけてくることはなくなり、精神的にも
安定したようで、それは良かったのだが、
私の本音としては、

”あ~、もう!
ちゃんと任せられる授業をしてくれたら、こんな工数をとられなくて済むのに!!(><)“

こういうことが、今後、いつか帰国して日本の学校に行くようになっても
発生するのかな~、なんて思っている。
(行くとしたら公立なので)別に帰国子女のレベルに合わせてほしいなんて
思っていない。
中学1年生では、アメリカの、キンダーガーテンのレベルの英語の勉強から
始めなければいけないことは覚悟している。(子供たちにも、そう話してある)
それは構わない。(というか仕方ない)

ただ、正しいものを“間違い”とされたり、子供を混乱させるような
ことを教えたり、教え方をしたりしてほしくないだけ、なのである。

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